2022年9月~2023年9月に地域電力株6社(北海道電力・東北電力・北陸電力・中国電力・四国電力・九州電力)への投資を行い、利益確定しました。
銘柄 | 買値平均 | 売値平均 | 損益率 |
北海道電力 | 446円 | 692.8円 | +55.3% |
東北電力 | 640円 | 1,064円 | +66.3% |
北陸電力 | 484円 | 911.4円 | +88.3% |
中国電力 | 711円 | 1,004円 | +41.2% |
四国電力 | 701円 | 1,094円 | +56.1% |
九州電力 | 747円 | 1,044円 | +39.8% |
が、2023年11月から再度電力株に投資をしています。
元々の電力株に投資した理由、タイミングについてはこちらの記事に詳細を記載しています(超大作)。
今回の再INも、大枠としては同じ理由です。

保有銘柄の記事に書いていましたが、長いので記事を分けました。
以下、保有銘柄の記事で書いていた内容です。
時系列で追記追記を繰り返していたものを、そのまま転載しました。
電力株が下落してきたので、北海道電力のみ再INしました。徐々に買い増しています。
少し古いデータですが、再INを検討していたときのエクセルまとめの一部を抜粋したのがこちらです。

北海道電力の割安感と、まだ復配が序盤なので株価が上がっていないという先高感があります。この6電力は調子のよいときは配当50~60円で横並びでした。
北海道ではラピダスの半導体工場(千歳市)を中心に地域の発展が予想され、ラピダス関連の利用電力は60万キロワット、道内需要の1~2割とされています(すごい!)。
これは原発を早く動かすしかない!という目論見もあります。
(以上は2023/11/29に記載しました)
各電力会社の2024/3期 3Q決算を確認して、東北電力と九州電力を買い戻しました。
投資対象の候補は北海道電力・東北電力・北陸電力・中国電力・四国電力・九州電力の6社で、電力株への投資の理由は前回から変わりません。
3Q時点での各社の損益は以下の通りです。
燃料費変動の影響を除いた値が重要と考えていて、その点で東北電力・九州電力が優秀だと考えました。

また、九州電力はTSMC、北海道電力はラピダス、東北電力もPSMC+SBI HDの半導体工場が建設される予定で、周囲に工場がたくさんできるとなると、電力需要も高まります。
(ラピダス関連の利用電力は60万キロワット、道内需要の1~2割と予測)
九州電力は原発稼働中、東北電力は女川原発が2024年中の再稼働見込みです。北海道電力の泊原発はまだ先です。まずは東北電力の再稼働が楽しみですね。
電力株はPERで見るよりも配当利回りで値付けされやすいと思います。
各社50~60円の復配を目指して頑張ってほしいですね。ちなみに今期PERは東北電力で2.51倍(爆)、北海道電力で4.33倍、九州電力で3.64倍です。
まずは大赤字で毀損した自己資本の回復に充てて、増配はその後になると思います。焦らず、長期で持ちたいですね。金額は多めに入れているので+50%でもまあまあの利益を取れます。
(以上は2024/2/25に記載)
(以下、2024/3/25に追記)
2024/3/22、北海道電力が大幅上方修正を出しました!
併せて年20円配当に増配です。泊原発の工事発注のIRも出て、原発再稼働の道筋も見えました(まだまだ先だけど)。

これは、燃料費調整費の期ずれ影響を除いた利益も大きそうですね。原発がなくてもこれだけ稼げるのはえらい!配当も増額で株主還元への意識もよいです。という訳で、もうかなり買っていて、最初に買ったのは470円ですが、また買い増しました。おそらく北海道電力は最後の買い増しです。
原発がなくてもこの利益というのは、かなりよいですね。
地域電力株は時価総額に大きな差がありますが、いずれもよい時は50~60円配当の横並びでした。電力株は配当利回りで値付けされやすい株だと思うので、50円まで増配すれば上値余地も大きそうです。
ちなみに北陸電力を買っていないのは、地震の影響が分からないからです。
(以下、2024/4/13に追記)
2024/4/10に「電力消費、2050年に4割増 生成AI普及で想定超す爆食」という記事が出ました。
当初は人口減・省エネによる消費減、電子化推進による消費増が同じくらいと言われていましたが、一気に予想が上がってきました。
これを受けて?電力株は連日大幅上昇。
北海道電力なんて最初の投資は平均446円で購入→692.8円で利確、2023年11月に630円で再IN後、あっという間に1,100円を超えちゃいました。
さすがに短期で上がり過ぎ、またPF中の電力株が大きくなり過ぎたので、北海道電力の高値圏での大陰線を確認して2024/4/11-12にかけて電力株を利確。
北海道電力→全株売却
東北電力・九州電力→半分売却
長期的にはもっと上がると思いますが、一度減らし、大きく下がるか、決算を見て再再INを検討します。東北電力・九州電力は半分は持っています。
(以下、2024/5/6に追記)
元々、電力株は2024.3期の決算発表をまたぐかどうかは迷っていました。
来期2025.3期が増益予想はないとコンセンサスはありましたが、どれくらいの減益予想を出してくるかは中の人しか分からないからです。
電力株はロットが大きかったので、半分持っていた東北電力・九州電力も決算発表前に減らす予定でしたが…2024/4/26の北海道電力の決算を見て、翌営業日の寄りで東北電力と九州電力を全部投げました。
と思いましたが、その日4/30の引け後に出た各電力会社の決算を一覧で見て、翌5/1の寄りで東北電力のみに再IN。前日に売った金額よりもかなり高く買い戻しました。
何をやっているんだか…
東北電力だけ買い戻したのは、各電力会社を比較し最も収益バリュー・資産バリューだと考えたからです。東北電力は2025.3期中に原発再稼働も控えています。しかも30円に増配。

かなり割安ではないでしょうか。しかし電力株ではもう十分利益を出し、上値もその分少なくなっているので、投資金額的(時価)には最大期の1/6程度に抑えました。
ありがとう電力株。
以下、2024/7/20に追記。
ほぼトラ?確トラ?になって円高が見えてきましたね。
円高メリット銘柄と言えば電力株。この時点で東北電力しか持っていませんでしたが、地域電力会社を全社見直して気付きました。

あれっ中部電力が安くなってない!?
って。
地域電力株は暴落していなかった中部電力・関西電力は投資対象外にしていたのですが、他が上がったのと、2024.3期に大きな利益を出したので、いつの間にか相対的に割安になっていたのですね。
2024/7/21現在、中部電力の株価は1890.5円。
時価総額14,329億円に対して利益剰余金は17,584億円。PBR 0.55倍。今期四季報予想PER 8.42倍、来期PER 8.42倍と割安水準です。

中期経営計画は見直し(上方修正)、浜岡原発再稼働への道筋もあり、海外事業や非電力事業も期待できます。
配当は既に60円配当。
増収増益基調になれば65円になることもある!?

To be continued…
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